つるの恩返し

わたしにとって作品づくりは、鶴の恩返しの鶴のように自分の羽根を抜いて着物を織る感覚にとても似ています。

 

ひとつの作品を作り終えると、達成感とともに体力的にも気力的にもふらふらになってしまう。

 

なので、アクセサリーとは違い置物は、同じものを同時に2個は作れない。

 

作るとしても早くてたぶん半年先かな。

 

今回 ありがたい事に置物の問い合わせをいくつか頂きました。

とくに星の王子様シリーズは問い合わせも多かったため、販売方法はどうしたらよいのかとても悩みました。

 

多くの方に作品を見て頂きたいし、早い者勝ちや抽選だとその日に来れない方もいらっしゃるので、検討した結果オークション形式にしようと思ったのです。

 

今後、この方式で販売続けるかは未定ですが、年に1度は個展を開催したいと思っているので、その都度検討したいと思います。

 

個展を開催しようと決めてから、なんだかあっと言う間で、まだまだ作品は作りたいないのですが、これからもひとつひとつ大切に製作していこうと思っています。

 

沢山の方に見て頂けるように。。。

 

ちなみにこの写真は、クリンソウの草原。

初めてこの地に立った時の光と花とそこを包む空気、なんとも言えない感動を覚えて、いつかその感動を作品にしたいと思った場所でした。